4/12/2010

紅茶の国 1

 (紅茶の国2後編はここからどうぞ)
紅茶の国イギリスのスーパーヘ行くと、いろーんな種類の紅茶が売られています。

紅茶だけでひとつのコーナーを占領してるくらいたくさん。 



かの有名なフォートナム&メイソンやトワイニングももちろんあるけど、その他のブランドも、地方の名前のついたのもいーろいろ。 
紅茶の種類も、葉っぱの産地から、フレーバーまでわけて、数限りなくあります。


最近では、コーヒーの方がトレンディーでおしゃれに思えるのか、若い子たちにはコーヒー人口も高いけど、年配になればなるほど、「Tea, please」。

子供が学校へ水筒入りの熱い紅茶を持って行くくらいだから、みんな紅茶を飲んで育ってるわけね。



朝食の時、午前中、
昼食、おやつ、夕食、と1日にこのくらい紅茶を飲むのはイギリスでは普通。

10杯くらい飲む人だっています。

「一息つく」イコール「紅茶」という感じで、まあ、アメリカ人がやたらガブガブコーヒーを飲むようなものかも。 


陶器のティーポットにお茶っ葉をいれて紅茶を作る、気合いのはいった人もいるにはいるけど、 一般にもっとも使われてるのが、ティーバッグ。

お茶がよくでるように、テトラ型(三角)だったり、丸型(上の写真)だったり、ティーバッグのかたちもいろいろ工夫があるのね。

ちなみに、日本のように、紐がついているティーバッグより、ついてない方が断然多い。
一箱100バッグ入り、の紅茶の箱をぽんぽんカゴに放り込むのがイギリスのショッピング風景。 (次回につづく)

4/08/2010

やわらかくてモリーナ

うちの猫はモリーナといって、イタリア語で「やわらかくてふにゃふにゃ」という意味です。 だんなのアレックスがつけました。女の子です。

これはまだイギリスに住んでいたころのモリーナとの出会いのお話です・・・

その日、私が夕飯の支度をしていると、車のエンジン音と革靴で歩く足音につづいて、いつものタイミングでドアをノックする音がしました。

その家の裏口は、綺麗なスカイブルーのドアで、上半分がすりガラスになっているところに姿が透けて見えます。

古いスタイルの前方後円墳形の鍵穴にささった扉の鍵束。
がちゃがちゃいわせながらドアをあけると、アレックスは、
「ちょっと買い物に行ってきたんだけど、重いから手をかしてよ」
と言いました。

私はちょうどネギを刻んでいるところだったし、それ以前に靴を履いて出るのがめんどうだったので、「え〜〜。」
不満げに「なに〜?」
ダメ押しで「やだよ〜」と言ってみました。

そういいつつも、サンダルを履き、手をそのへんでふいて外に出ました。

外はイギリス北部の夏の常で、午後7時半なのにまだ夕焼けにはほど遠い明るさでした。

海に近いところなので風がいつもふいていました。

屋根のてっぺんにあるテレビのアンテナの上には、かもめがとまっている・・・そんな赤レンガ造りの家です。

裏口のドアと同じスカイブルーがぬってある車庫のシャッターの前には、赤のアルファロメオ、当時のだんなの愛車「トリノのプライド」とやらが、いつもと同じようにとまっています。

「そんで。なに買ってきたの?」
車のドアに手をかけたところで、声が裏返りました。

後部座席に、生き物が入っているとおぼしき、赤いプラスチックのケージがあったからです。

「サプラーイズ!」とアレックスは英語でおどけました。

モリーナがうちにやってきました。




4/07/2010

エスプレッソとババ

アレックスの会社のイタリアンチームがお金を出し合って買った、命の次に大事な「エスプレッソマシーン」が壊れた。 






なにしろエスプレッソ・コーヒーがなくては日も夜もあけないというイタリア人たち。

一日、二日はなんとかなったが、
三日目になるとイギリス支社内のコーヒーショップの「色のついた水」にお金を払うのはバカバカしいと、家で1日分のコーヒーをつくって水筒にいれて持ってくる人が続出した。


鍋奉行ならぬ、コーヒー奉行を拝命しているうちのアレックスは、なんとか面目を保とうと、先週は毎日会社に工具を持って行っていた。 
壊れた部分に見当をつけて、そこを開け、イタリアの業者からパーツだけを送ってもらおうという節約策だった。 



そんなことより仕事しなくていいの?と訊いてみたが 
 「上司命令なんだ」 
と、
コーヒーがすべての仕事に優先するという理論がなりたっているようだった。 




さてその1週間の試行錯誤は、機械に負けて終了した。


「マシーンをこじ開けようとしてたら、プラスドライバーのさきっぽがネジに食い込んで、そのまま折れちゃった」のだ。 



どんな安物のドライバーを使っていたのか知らないが、結果として、どうやら新しい機械を買うために予算委員会を組織しなければいけなくなったようだった。 



先週末は、インターネットで新しいエスプレッソマシーンを探すために膨大な時間が費やされた。 
さらにあちこちに電話をかけまくって、値段交渉がすすめられた。

それが、今日、状況が一転した。 

「ジャンニが、ペンチで力任せにネジを回したら、ネジがとれ、ドライバーの先っぽもネジから抜けた。」 
のだ。そして、こわれた部分を発注するのにも、成功したのだ。



このめでたいニュースに会社のイタリアチームは沸いた。 


イタリアがワールドカップで優勝した時以来のお祝いムードだった。 


サッカーで点差が2点、ロスタイムに入った時のイタリア人の躁状態。
まだ、マシーンはなおっていないのに、見切り発車だ。

うちのアレックスが、お祝いにチーム全員にコーヒーをごちそうし、みんなで乾杯とあいなった。さらに、ナポリ出身のダビデが、とっておきのナポリのお菓子を皆にふるまった。

写真のお菓子、その名も「ババ」だ。(バッバ、と呼ぶのがナポリ風。)


これは、キノコ型のスポンジケーキをシロップとラム酒で漬けたもの。子供にはあげられないくらいアルコールが強い。

会社でみんなでババをつまみ、最後の2個を、コーヒーをごちそうしたということで、うちのアレックスがもらって、家に持って帰ってきた。

それを、まわりまわってあたしが頂いた。 
もちろんエスプレッソと一緒に。
(写真は、家庭用エスプレッソコーヒーメーカー)

イタリア人の買い物かご

イタリア人って普段どんなもの食べてるの?
やっぱパスタとピザ?

今日は気になる普段のイタリア人のお買い物かごの中身をレポートします! 



下の写真は、うちのアレックスくんがこないだ里帰りしたときに、
(これは2008年のミクシィ日記をリサイクルしています)
スーツケースにがんがん詰めて帰ってきたお土産たち。

イタリアに住んでないイタリア人が「もって帰ってたべたーい!」と思う、イタリアン・フードはこちら。