4/12/2010

紅茶の国2




紅茶に関する永遠の疑問といえば、
「紅茶にはミルクかレモン、どっちを入れるのが正統派か?」

正しいかどうか、そしておいしいかどうかは、もちろん別だし好みの問題ですが、
私の経験上では、イギリスでは圧倒的にミルクが使われることが多いですねぇ。 



統計をとったわけじゃないので、ミルクが主流だと思う個人的理由をあげてみます。 



  • ミルクを提供されたことのほうが多いから。単純な理由ですが・・・
  • イギリス人は通常、紅茶を出してくれるときに、 
「ミルク オア シュガー?」と訊いてくるから。 つまり、レモンは選択肢にすら入っていない。 (ただし、だまってても出てくるときは、出てくる。) 
  • 気候的に言っても、イギリスはレモンが収穫できるような土地柄ではない、 
つまり、 レモンを提供するのは特別のもてなしになることも理由の一つ。 
(他方、ミルクは、たくさん生産している。)
  • ティーバッグの紅茶が真っ黒になるくらい濃く出るのも、ミルク説の裏付け。 
これは、ミルクを入れることを想定してティーバッグがつくられているせいだ、と聞いたことがあります。

というわけで、「イギリス人はふつうミルクティーを飲む」 
ということにしましょう。



・・・もちろん、レモンティーだっておいしいですよ。 
あとは、お好みです。

「レモンを入れて飲んでおいしいのは、アールグレイよ。お砂糖も入れてね。」

おばあちゃん友達のマージーが教えてくれたので、あたしはアールグレイはレモン、その他はだいたいミルクで飲んでます。

何かのご参考に、どうぞ。

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