紅茶に関する永遠の疑問といえば、
「紅茶にはミルクかレモン、どっちを入れるのが正統派か?」
正しいかどうか、そしておいしいかどうかは、もちろん別だし好みの問題ですが、
私の経験上では、イギリスでは圧倒的にミルクが使われることが多いですねぇ。
統計をとったわけじゃないので、ミルクが主流だと思う個人的理由をあげてみます。
- ミルクを提供されたことのほうが多いから。単純な理由ですが・・・
- イギリス人は通常、紅茶を出してくれるときに、 「ミルク オア シュガー?」と訊いてくるから。 つまり、レモンは選択肢にすら入っていない。 (ただし、だまってても出てくるときは、出てくる。)
- 気候的に言っても、イギリスはレモンが収穫できるような土地柄ではない、 つまり、 レモンを提供するのは特別のもてなしになることも理由の一つ。 (他方、ミルクは、たくさん生産している。)
- ティーバッグの紅茶が真っ黒になるくらい濃く出るのも、ミルク説の裏付け。 これは、ミルクを入れることを想定してティーバッグがつくられているせいだ、と聞いたことがあります。
というわけで、「イギリス人はふつうミルクティーを飲む」 ということにしましょう。
・・・もちろん、レモンティーだっておいしいですよ。 あとは、お好みです。
「レモンを入れて飲んでおいしいのは、アールグレイよ。お砂糖も入れてね。」
とおばあちゃん友達のマージーが教えてくれたので、あたしはアールグレイはレモン、その他はだいたいミルクで飲んでます。
何かのご参考に、どうぞ。
前回のお話 紅茶の国1へ>>
0 件のコメント:
コメントを投稿