2/18/2011

ラリーとモリーとチェシャキャット

「・・・・なんかモリーナ、いつも笑ってない?」

うちの妹は、あたしんちの猫、モリーナを見るとそういいます。
あたしは飼い主だからして、モリーナを見慣れているので、ちっとも笑っている風には見えないんだけど、

ねむいの
「モリー、今日も笑ってるね」と妹。

「どの辺が?」
「目が笑ってる。ニヤリしてる。
口元もなんかスマイリー。」

どうですか?

ワタシはランカシャー生まれです











話はちょっととんで、イギリスの首相官邸にネズミがでるっていうんで、
助っ人にと貰われてきた、ネコのラリーくん。
ニュース、ご覧になりましたか?

うちの妹がスカイプ越しに
「ねえ、テレビみた!?ダウニング・ストリート10番地のネコ!?」


見たよ〜!
なんでも、もとは雑種の野良ネコだったんだってね!4歳らしいね。
ネズミ穫りそうな立派な顔だよね〜!

まだ、ご覧になってない方に。
こちらが、イギリス首相官邸の猫、ラリーくんです。
画像 http://periscopepost.com 「ラリー、レポーターを引っかく」






どうです?



なんか・・・こう・・・
デ・ジャ・ブを感じませんか?



そうなんです、なんか、似てるんです、この2人(匹)。
イギリス生まれなので、同じなのかな・・・?
妹いわく
「ラリーも笑ってるしw」


イギリスの猫といえばブリティッシュ・ショートヘアという種類が有名ですが
それも、こんな顔。
http://auction.jp.msn.com/item/134225207

もともと、イギリスの家庭猫が改良されてこんなになったそうなので、
ブリティッシュショートヘアは、ラリーくんやモリーナとルーツが同じなわけですね。

で、話は、「モリーナ、いつも笑ってる」ところに戻るわけです。

画像 www.screencrave.comより
この猫、「不思議の国のアリス」に出てくる、チェシャキャットなんですが。

・・・ね、笑ってるでしょ。

不思議の国のアリスって、イギリスが舞台のお話なんですよね。
ほら、赤白のバラ戦争がモチーフになってたり、ティーパーティーがあったり。
思い出しました?

このチェシャキャット、英語の慣用句「チェシャーの猫のようににやにや笑う」“grin like a Cheshire cat” というのからアイデアを得たキャラクターらしいんですが。

なぜ、チェシャキャットが「ニヤニヤ笑う」かについては諸説ありまして。
(以下wikipediaより)


(1)酪農が盛んなチェシャー地方には有名なチェシャー・チーズを はじめとする酪農製品が豊富にあり、ミルクやクリームが好きな猫にとっては好物がたくさんあるからついニコニコするため 
(2)チェシャー・チーズに集 まってくるネズミを捕まえてご満悦であるため 
(3)チェシャー・チーズが猫の形に作られていたため 
(4)当地方の有力な一族の紋章のライオンが、笑う 猫に似ていたため、などが挙げられる

ってことなんですが、
 あたし、どの説も推しません。だってあたしの予想は、こうだから。

チェシャーあたりの猫、イギリス北部の猫は、笑ってるんです。
だからチェシャキャットも笑ってるんです。

ルイス・キャロルも、アリスの話を書く時に、
モリーナやラリーくんみたいな猫を思い浮かべていたんじゃなかろうか、と
モリーナの眠い顔を見ているのです。


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10 件のコメント:

  1. w(゜o゜)w オオー!
    本当ですね。ガラが似ています。

    イタリア首相官邸ではないのですね。
    ベルルスコーニ首相、74歳
    お盛んですね。。

    タイに行けばいいのにぃぃ。。

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  2. モリーナちゃんカワイイ~!
    確かにスマイリー。 見てるとほっこりしますね(*^^*)。

    ラリー君のニュースは私も見ました。
    ネズミ対策は、やっぱり猫(=①ω①=)が一番ですね。

    返信削除
  3. これを書き上げたPiccolaさんが
    にやりと笑ったそうであります

    それをいつも見ているねこが
    覚えてにやり・・・ああ、いい御家庭だあ♪

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  4. ケンケンさん

    よくご存知ですね〜!
    ベルルスコーニ氏はお盛んすぎて、見ているこちらが恥ずかしいです。
    タイに行ったらタイの方々が迷惑するでしょう・・・。

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  5. みやさん

    なんとも平和な(のんびりした)首相官邸ですよねぇ。
    まあ、捨て猫を率先して保護しようっていう姿勢は評価できますね!

    とはいえ、有名な話かもしれませんが、
    動物保護法の成立 1822年
    児童虐待防止/保護法の成立 1889年

    ・・・なんですよね、イギリス(笑)

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  6. FREUDEさん

    ふふふ。

    うちのニヤリ、は伝染性です。
    FREUDEさんにも、にやり、がうつって
    来週はいい1週間になるでしょうwww

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  7. 確かに笑っていますね。特に目がそうですね。
    ラリー君、目付きが怖いかも。
    でも、可愛い猫ばかりですね。

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  8. 桃源児さん

    やっぱり笑ってますか!
    じゃあやっぱり、「チェシャキャットが笑ってる顔だから」説で行けそうですね。
    いつか、Wikipediaを書き換えてやろうかしらw

    ラリーくんは、まさに「穫ってるで!」という顔でしょw

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  9. こんばんは。
    って言うか、そちらはお昼っすね・・・
    こんにちは。

    ですよねぇ~ 
    流石のタイからもブーイングが来ちゃいますよね(爆’

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  10. ケンケンさん

    猫またぎというか、通った跡にはぺんぺん草も生えないというか・・・ベルル氏には困ったもんです。今度は有罪になるのかしら?

    でもタイ人はたくましいから(!)逆手にとって(o_△_)oギャフン
    と言わせてくれるかもしれませんwww

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