12/24/2010

恐怖のエスカルゴ

イタリア人10人に、エスカルゴの作り方を聞いて回りました。

以下どうぞ、参考になさってください・・・・(怖)

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まずは、市場でカタツムリを購入します。
旬の季節は春です。

イタリア・フランスでは、カタツムリは貝類とみなされて、基本的には魚屋においてありますが、たまに肉屋でも見かけます。
生きのいいのが、大きさ別になって大、中、小 
ザルに山盛りぬめぬめ入っていますので、お好みの大きさを選びましょう。

生きが良すぎると、当然、逃げ出す恐れもありますので購入後は管理にご注意ください。
季節外れの場合は、冬眠中のものがパック詰めされてスーパーで売られていますので、それを購入しましょう。

ムール貝の隣にあるし!
冬眠中。






















また、山に出かけて、野生のカタツムリを捕まえるのも楽しいものです。
ぶどう畑に住んでいるカタツムリは、ほのかにブドウの香りがしますので、いっそうおいしく召し上がれます。

購入した・捕まえたカタツムリを、家に帰ってから、真水でよく洗います。

養殖管理されたもの以外は、10日間ほどレタスやブドウの葉などを与えて飼い、消化器官にたまった未消化物を一掃してから調理します。

調理前に殻から中身を出し、内蔵を取り除いてから加熱したものを、エスカルゴバター(ハーブとニンニクを練り込んだバター)で食べるのが一般的ですが、

ごくごく弱火にかけて、身が殻からでたところで強火にすると、きちんとカタツムリのカタチになったまま加熱調理され、内蔵を殻にのこしたまま食べることもできます。
写真素材 PIXTA
(c) らんこ写真素材 PIXTA

ちなみに「貝類」という認識なので、クリスマスイブの食事にも最適です(イタリアでは肉食をしない。「クリスマス」もご参考に) 。

フレッシュな白ワインで、どうぞ。

・・・・・うっ。(カタツムリ大嫌い)


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4 件のコメント:

  1. エスカルゴのブルゴーニュ風、という料理を
    初めて口にしたのは成人してから、でした

    「これは肉ですな」と一人、納得した記憶があります

    育った愛媛県南部では真珠養殖が盛んです
    湾内には、真珠養殖のいかだが広がる光景を目にします

    フロートの樽を水面下に手を伸ばせばムール貝
    私は子供の頃、これをとって魚を釣っていました
    日本がバブル経済の頃、ワンレン・ボディコンのお姉さんが

    「ムール貝ってサイコー!」

    魚の餌を食って、何がサイコーじゃっと思いましたが
    今では私も食べることがあります A^^);

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  2. エスカルゴ、食べたことないです。

    貝類では「つぶ貝」が苦手でして、そのイメージが
    強いからかも知れません。要は食わず嫌いなので
    食べてみると意外と美味しいかも???

    何事もチャレンジしてみないと分からないですからね~

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  3. FREUDEさん

    >肉
    きっと歯触りが肉類に近いんでしょうね(想像中。うっ。)

    ワンレンボディコンの気張ったオネエサンが
    魚の餌を有り難がって食べているなんて、やけに痛快ですw

    ・・・それにしても、養殖いかだと日焼けした少年をたった3行で描いちゃうなんて、やっぱり凄いです。

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  4. まさしさん

    私もつぶ貝は苦手。殻からにゅるりと出てくる姿が・・・・!

    エスカルゴは一度うっかり口に入れてしまいましたが
    噛まずに飲んじゃいました(うっ)

    次回、山でカタツムリを見かけたら、さっそく捕まえて
    ギッタギタにして食べてやろうかしら。

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