といっても、所属しているテニスクラブ内だけでの試合なので、お遊びの延長だ。
なんとアレックス、その日は対戦相手に恵まれて準決勝まで勝ち進み(しかしそこでぼろ負けした)、決勝は観客席での観戦となった。
その試合のあとのこと。
テニスクラブが決勝を観戦していた人たちに、飲み物と軽食を振る舞った。
ところで、これはテニスをしていると、よくあること。
テニスのトーナメントを開催すると、下手すると一日中試合があったりする。そういう場合に、クラブ側が試合の合間や試合後、「気分転換」や「お疲れさま」のリフレッシュメントを提供するのだ。
しかしあたしが驚いたのは、イタリアのテニスクラブでは、冷えたスパークリングワインが出されるということ。もちろん試合後の乾いた喉には、冷えた発泡ワインの一杯なんてあっという間に入ってしまうので、たくさん用意されている。
(飲酒運転は大丈夫なのだろうか?ーーはい、大丈夫なのです、イタリアですからw)
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| タラッリ |
一緒に出されたおつまみは、タラッリという輪っかになった乾パンのようなものと、ポテトチップス。これが昼間の軽食だったら、ピザや小振りのサンドイッチ、オリーブやサラミやチーズが山のように出たはずだ。
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| http://pipercubeba.blogspot.com/2010/11/stuzzichini.html |
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| http://ilgamberetto.blogspot.com/2010/06/stuzzichini-tricolore.html |
ちなみに、アメリカのテニスクラブだとどうか。
アメリカでは、同じ場面でビールやコーラが出る。
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| http://www.mcfats.com/ |
こんなことにも、やっぱりお国柄が反映されるのだ・・・。
しかし、ここで驚いてはいけない。テニスの発祥地イギリス。
さあ、イギリスのテニスクラブのお飲物はなんでしょう?
アレックスが初めてイギリスのテニスクラブで対抗試合に出たとき、帰宅早々
「紅茶だよ!紅茶が出た!紅茶とビスケット!」
と興奮して話してくれた。
イギリスのテニスクラブでは試合の合間に、マグカップに入った熱い紅茶を飲むのだそうだ。
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| http://www.fotolibra.com/gallery/23406/victorian-tennis-and-tea-on-lawn-circa-1880/ |
想像してください、コートわきのクラブハウスで、きちんとテーブルに着いた紳士淑女たちが、ティーバッグの糸がぶら下がった紅茶の湯気をかぎ、そこにミルクを注ぎ、お皿に盛られたクッキー(のことをビスケットとイギリスでは呼ぶ)を食べる姿・・・。
なんだか古き良き英国を感じませんか?
しかしながら、イギリスでは、試合「後」は話がまったく別。
「パブ!パブでとにかく一杯!」
シャワーを急いですませ、みんなで近場のパブ(ビアホール)に繰り出して、まずは1パイント(568ml)。さっきまでの静かな紳士ぶりが急変し、気の利いたジョークと笑い声がパブに満ちるのです・・・。
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| http://www.telegraph.co.uk/finance/newsbysector/retailandconsumer/8086093/UK-pub-goers-drink-88m-fewer-pints-as-beer-sales-drop.html |
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| http://www.guardian.co.uk/uk/2006/jul/01/health.drugsandalcohol |
「来週さあ、こないだの試合で知り合った人がテニスに誘ってくれたんだけど。いいかな?」
アレックスが訊く。
いいよお。こうして交遊の輪が広がるのは、スポーツのいいところだなあ。
次回はあたしも、試合を観戦してお相伴にあずかろうかしら。
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