今日はアメリカの眼科のお話。
アメリカの医療機関の常ですが、
やはり眼科でも、初診の際には、個人情報公開と診療方法に同意する、という書類を書かされます。法律には、非常に厳しい訴訟大国アメリカ。
で、同意? するよ、する。しないと診てもらえないもん。
そこの1項に、こんなことが。
「今回の診療で、○○○という検査があり、それをすると、3−6時間は目がくらむ、物が見えにくい、まぶしいなどの副作用を起こすことがあります。
車の運転をするかたは、注意が必要です。この検査に同意しますか?」
同意?するよ、する。しないとメンドクサイことになるもん。
そのうち、名前を呼ばれて、診察室へ。
(診察中。しばらくおまちください)
アメリカの眼科検診は、日本とだいたい同じでした。まず助手さんが視力をはかってくれます。
壁にある視力検査表は、アメリカではアルファベットです。
「E, J, M, U, R」とかいう感じ。
Cの切れ目を探すわけじゃないのね。
あとは、乱視の度をしらべて、眼圧をはかる。
お医者さんがしてくれるのは、簡単な問診と、光をあてて、角膜に傷がついていないかを診ること。
そして、今回新しかったのは、例のサインした書類にあった検査。
それは、瞳孔をひらく目薬をさして、
開いた瞳孔から眼球の中をみて、異常がないか検査する、というもの。
目薬が効いてくると、お医者さんは、棒のような光源を手に持って、瞳の前を行ったりきたりさせます。同時に拡大鏡で目の中を覗き込まれます。
「よし、大丈夫です、異常なし。コンタクトは来週取りに来てください」。
ああ、よかった〜異常なし。無事にコンタクトも処方してもらったし。
「あ、これ、使い捨てのサングラスです。ツルはないけど、顔にはりつくように内側にまるまってます。貼り付けて歩くといいですよ」
と、最後にお医者さんが、ぱっと見、ただの黒い筒状にまるまったプラスチックをくれました。べろ〜んと開くと、それはカメラのフィルムのネガをサングラス型に切ったようなもの。
ふーん・・・・アメリカの眼科では、こんなものをくれるのか。。。おまけ?
世界半周眼科の旅 テキサス編2へつづく
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