7/07/2010

おとぎ話の真実

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(c) カワグチツトム写真素材 PIXTA

今日は七夕ですね。


それで思い出したけど天女伝説ってあるでしょ。
水浴びしていた天女が、羽衣を隠されて、天に帰れなくなってしまう話。


天女は人間の妻になるんだけど、ある日、夫が物置に隠してた羽衣を見つけて、天に帰っていくっていう・・・。


でね、びっくりするけど、イギリスにも同じような羽衣伝説があるんですって。


ただし、羽衣ではなく、アザラシの毛皮・・・。


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(c) ken39写真素材 PIXTA


だから、つまりは天女と羽衣ではなくて、アザラシの精(それって妖精なのか?)と毛皮で、


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(c) mercutioa1964写真素材 PIXTA
最後にアザラシになって、海に帰って行くんだ・・・!(笑)

さようなら~w 




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おとぎ話のついでに、こちらも。 



読んだことある方いらっしゃるかな、「白鳥の王子」。

呪いで白鳥にかえられた、11人の王子を元の姿に戻そうと、
棘のあるイラクサを足で踏んで糸を作り、
それを手で編んで服をつくる王女の話。
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幼き日々、「イラクサ・・とはなんじゃ?痛いのか?」と思って読んでたんだけど、童話って別世界の物語だと思って読んでるから、気にしてなかったのよね。


そのイラクサが、実はウチの庭に生えてたんだな!こんな植物。

迷惑な雑草だと思ってたら、イラクサだったみたい。

 細かい棘が葉っぱや茎を覆ってて、触るとすんごく痛がゆいんです。
ちょっと触っただけで、しばらくヒリッヒリ。真っ赤になります。


これを足で踏むとか、手で触るとか、考えられない。
服を作るなんて、とんでもない!

・・・・王女様、今更ながら、ほんとうに同情します。  (「イラクサ」Wikipedia)

ついでだから、シンデレラ実体験のお話も。

シンデレラが、なぜ、脱げた靴を置き去りにして、カボチャの馬車に乗って帰ったかという疑問。 写真素材 PIXTA
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幼心に、なんでかな?って思いませんでしたか?
靴を置き去りにして帰る、不自然さ・・・。 時間がないからって、拾うくらいはできるのに・・・?

「拾えばいいのに。」
「その場でさっと履けなかったのかな?」


その疑問がとけたのは、ウエディングドレスを着てて、靴が脱げたとき。


男性はご存じないかもしれませんが、
ドレスのスカートの下って、コルセットと金属のフレームをつけるんです。
だからね、体をかがめることなんて、できないの。

地面にある物を拾うとか、ムリね。
靴が足下にあったとしても、ふくらんだスカートの影で足がまったく見えない。

その状態で、自力でヒールのある靴を履くなんて、不可能に近いってことがわかりました。


「あっ。だから、シンデレラは靴を拾わずに走っていっちゃったんだ・・・!」
これ、花嫁さんならみんな経験してるかも。

こんなふうに、おとぎ話と現実がピタリとあった瞬間って、長年悩んでいたパズルが解けたみたいな気持ちになります。

さてさて皆さんの所のお天気はどうですか? 今晩、織り姫と彦星が再会できるといいですね!

 
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