これまでのきんぎょ騒動は・・・
金魚騒動 |きいてねえよ、金魚 |ほらみたことか。金魚がうまれた!| 金魚続報 |
金魚の成長 |金魚とタニシの小宇宙 |金魚親子の涙の対面|別居してます |
星になった金魚|青い卵と泳ぐ鳥|引越しと金魚 | エピローグ、プロローグ |
金魚の旅 雨編 Latest
金魚の成長 |金魚とタニシの小宇宙 |金魚親子の涙の対面|別居してます |
星になった金魚|青い卵と泳ぐ鳥|引越しと金魚 | エピローグ、プロローグ |
金魚の旅 雨編 Latest
でお送りしています。
ドーバーの白い崖 Photo BBC news |
ちなみに対岸のフランス領カレーも、白い絶壁がないだけで風と空の色 (と人)はドーバーと同じである(笑)。
あたしたちの出国審査が済んだのは7時10分過ぎ、おまけでチェックインさせてもらったようだ。
プラットフォームを走る photo sitelink |
自動車は駅のプラットフォームを走ってその列車の内部に貨物として直接入り込む。
すると列車が対岸のフランスまで送り届けてくれる。
所要時間は35分、フランスとは1時間時差があるため、午後7時半に出発すると、到着するのは1時間35分後の午後8時5分、となる。
うちの車が列車に入り込むと、真後ろで列車の扉が閉まった。
列車の中では、自動車のエンジンを切り、束の間の休息をとる。あたしたちは、車外に出て、足を伸ばす。
金魚は水の中でおとなしくしていた。
金魚も車酔いをするという話だが、酔ったところであたしにわかるわけがない。
列車の中 Photo Sue&Paul's Web Page |
「金魚なんかのために往復したの?」と驚く友人の顔がちらりとよぎった。
数分のち、列車が静かに発車した。アナウンスは英・仏2カ国語。
数キロ地上を走った後、列車はちょうど地下鉄が地下に潜るときのようにして、ドーバー海峡の海底に沈んで行く。
鼓膜がポン、と反応する。
Photo Hot News Aroud The World |
歩いたり、カフェで休憩したいなら、フェリーの方がずっといい。
しかし、あたしたちは今日は一刻も早くフランスに着きたいのだ。明日も長距離ドライブが待っている。
列車の小さな窓の外には、トンネル内側部にプレート状につけられたライトの断続的な光が閃く。
30分はすぐに過ぎ、列車がカレーに到着する。
前の車から順々に列車からプラットフォームに出てゆき、無人の入国審査ゲートを抜けると、車は右側通行に変わる。
標識でも「右側を通行」と書いてある。
緊張しそうになるが、逆方向の車線とは中央分離帯で仕切られているので、実はさほど実感はない。追越し車線が逆になる程度だ。
高速をおりて最初に右・左折するときに、左車線にうっかり入らなければ、大丈夫。前に車がいれば、ついていくだけなので心配することはない。
すぐに近場のホテルにチェックインする。このホテルはペットも泊まれるので、猫づれのとき以来定宿にしている。
カレー市 Photo hotels n hotels calais |
チェックインがすむと、また車を出して、カレーの市街地にある小さなブラッセリー(これもすでにおなじみの店だ)に入る。
スライスして食べるサラミ photo stockfood |
サラミをスライスして皮を剥き、フランス産のワインを飲むと「ああ、ようやくフランスまで来たんだ」という実感がわくのも、毎回のことだ。
あたしたちは、イギリス本島を完全に後にして、大陸に入ったのだ。
ホテルのベッドに入ると、ワインも手伝ったのか、長時間のドライブで神経が逆立っていたにもかかわらず、夢もみない眠りが襲ってきた。
Go back to TOP
★当ブログは各種ブログランキングに非参加ですが、本文下の「おもしろい」にクリックを頂くととっても励みになります! もしくは「おきてがみ」か「あし@」にクリックをどうぞよろしくお願いします