3/12/2011

狩猟民族イタリアン2

前回の続きでお送りしています。 <前回>

さて、先日この会社の独身男性グループ「イケメンくんとおこぼれ頂戴軍団」が、そろって旅行に行った。

総勢8名、目的地はエストニアの首都、タリン。
エストニア、タリン google mapより

寒い時期に、これまたシブい観光地、と思いきや、 

「獣を殺(し)める旅だった」。
(熊谷達也著作より)ならぬ

「ハンティング旅行」 




「あの辺は金髪碧眼美女が多いんだw スラブ系女性は胸が大きいのでも有名だし。

あの辺はイタリアが好きだし、このグループは成功率が高いから、楽しく過ごせるはずwww」
だそうだ。

女の子をひっかけるために、サッカー同様、チームプレーで臨む。
これが、イタリア男の恋愛術だ。

友人クリスチャンによると「イケメン」が1人2人混ざったチームを編成するのがよいという。

かわいい子と出会うための戦法

1 おとり=イケメンくんでおびき寄せる
2 あらゆる話題できっかけづくり=オタと普通人担当
3 捨て身の笑いを提供=KYくん(日頃のうっぷん晴らし含む)
4 みんながハッピー


という図式らしい。(イケメン/オタ/KY等分類については、前回の投稿へ

こうして聞くと、出会いにロマンチックさがほとんどないのが特徴なのがおわかりだろうか。実際「出会うところにバイオリンはいらない」とクリスチャンはいう。
「出会って、話して、お互い気に入るかどうか見るんだ。そのあとに花を持って行く。ああでも、バラはだめ。重すぎるから」 ・・・・な、なるほど。

そしてきっかけづくり後も、まるでゲームを攻略する勢いで恋を探すようだ。
「今回はここに失敗があったから、次回はこのアイテム/キャラクターを連れて行こう。」

ものすごく内気なアレックスですら、「場数をふめば、ゲームオーバーになる率が減る」
とのたまう。

どうやら、これがイタリアチームの作戦のようです。

さてさて、こうして出かけて行ったオトコども。
そろって肩を落として帰ってきた。
予想外に女性のガードが固かったという。
女性としてはなんとも溜飲がさがる話だ。


「最初は、いつも通りジャンルカ(ハンサム)目当てに女の子が寄ってきたんだよね。
そこで今回はパオロ(空気読めないKYくん)が酔ってお金の自慢を始めちゃったわけ。痛い!と思ったな。

そしたら、意外とウケちゃって、俺たち全員がお金持ちだと思われて、大勢のかわいい子たちにちやほやされたの。
こりゃこの戦法が大当たり?って思った・・・ところまでは良かったけど、計算ミスしてたのが、物価。
エストニアって結構物価高いうえに、女の子たちいくら飲んでも酔わないの。
で、そのうち皆でおごり倒れになった

が。そんなことではめげないイタリア人。 


旅行から戻ってきてからも、ひとときの恋に命をかけて、街の最新のクラブに毎晩行っているということだ。(注)そして会社で寝ている。

なるほど、イタリア男の実態、ここに見たね。

10 件のコメント:

  1. 女性からみたら、たぶんバカバカしい男たちのお話なんだと思いますが、僕はこういうの大好きです。こういうことを一緒にやれる仲間がいるってのはとにかく素晴らしいことですよ! 

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  2. エストニアという旅先がめずらしいですね。国も狙いを定めますか。イタリアにこそ、きっとマンマのパスタを再現できる良い女性がいるだろうにと一瞬考えました。しかし食い気より色気ですよね。
    女の人からでも、このようなお話は興味深くおもしろいですね。私だけかな。

    ブログが重たいという件ですが、私のコンピューターにおいてはスムーズにロードしています。意見まで。

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  3. 大変だあ~

    でも外観だけじゃあ、あとが続かないよね
    そう思うと若い子が苦手だったりします
    伴侶は頭がきれる人がいいな^^

    と、言いつつ再婚意志がないんだけど ・・・

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  4. どの記事も楽しすぎます! 特に狩猟イタリアンなんて、農耕馬のFullpotには、お目目くらくら。
    う~ん、イタリアンたち、会社で寝るんですね。で……結婚しても、狩猟好きは治らないんでしょうね。

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  5. ケンケン14/3/11

    エストニアってどこですか?
    地図を見ろと仰せ・・
    フィンランドの近くなの・・?
    判りませんヽ(~~~ )ノ ハテ?

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  6. コウスケさん

    >仲間
    青春時代の一幕ですね〜 (遠い目・・・)

    バカバカしい(酷い)んですが、かわいい気もしますね。
    特に女性にしてやられてるあたり。ははは!

    コウスケさんも、こうやって狩猟をなさってたんですか、もしかして・・・?

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  7. Rumikoさん

    >国も狙いを定める
    こんな理由で旅行先を決めるなんて、ちょっとアホな子たちかと思いましたが、失敗して痛い目を見たので、よしとしますw 

    >食い気より色気
    ・・・男って・・・。はぁぁ〜。

    >ブログが重い
    あたしもね、ずっと重い気はしてたんですけど、ある方に「重いみたいなんですよ」って教えて頂いたので、みなさんはどうかなあと。
    そっかそっか、じゃあスライドショー復活しようかな・・・?

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  8. FREUDEさん

    >後が続かない
    素晴らしい。そのご質問、お待ちしてましたw

    これはですね、出会って話をしてみるまで。
    要は出会いのほんの第一歩めなのですw

    たくさんの女の子と出会って会話してみければ、自分に合う子は見つからないと思うらしく、とにかくここだけは数をこなすんだそう。だから外見もですけど、「話をしてみる」のが目的。

    付き合い出しても、結婚に踏み切るまでには5−6年つきあうのが普通ですし、ただの浅い連中かと思ったら、意外と考えてるのかも? 結婚までのお話も、そのうち書きましょうw

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  9. fullpotさん

    >会社で寝てる
    言語道断だと思われるでしょうが、イタリアでは、恋はほとんど全てのことに優先するんですよ。皆そうやって成長してきたので、ある程度までは甘いんです。

    >狩猟
    されてみたい・・・。
    農耕馬に引かれる鋤のような私には、お呼びはかからないのですけどねw 

    >記事
    楽しんでいただけてよかったです〜。ありがとうございます。
    また面白い記事を拾って参ります。

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  10. ケンケンさん

    >エストニア
    はい、おっしゃるとおり、フィンランドのヘルシンキからフェリーで簡単に行き来できる距離だそうです。

    ロシア系民族が多いので、金髪碧眼、色が白くて背がすんごく高くて、足がワキの下から始まっているような美人がたくさんいます。

    ほら〜だんだん行きたくなってきた〜〜!?うひひw

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