潮風! 船舶誘導用ランタンと国旗と・・・海。 |
泳ぐとよくわかるんだけど、地中海は塩からい。
それは、スキューバダイビングをすると目で見える。
なぜって、普段より重りを多く着けないと沈まないから。
これは、地中海は水分の蒸発量が多いせいなのだそうだ。
大きな湾のようになった地中海は水の出入りが少なく、天気もよいせいで水が蒸発し、塩分が残るからだという。
そんな地中海。
太陽が燦々とふりそそぎ、海辺にせり出すような緑の丘が映って、海は濃い緑色に染まる。
沖にでると海はどこまでも青い。
浜辺に立つと、波頭を通過した日差しに、魚の陰がチラリ、チラリと踊る。
海辺の町には太陽と、波の音にやすらぎを求める人々が、夏冬を問わず訪れる。
地中海に面したイタリアには、そんな場所がいくつもある。
美しい海岸線といえばナポリが有名だが、じつはナポリのアマルフィだけが美しいわけではないのですよ。
例えば、ここ、ジェノバの近くにあるポルトフィーノという村だってそう。
湾にそって立つ街並。夏になるとヨットも係留される。 |
そんなウワサを聞きつけ、長い間楽しみにしていたポルトフィーノ。
・・・着いたとたんに、腹痛。(ははは)
嘔吐やなんかの外に見える症状がまったくないまま、腹痛だけが激しくなった。
アレックス「痛そうだね」
あたし「痛い。でも耐える。」
アレックス「・・・帰る?」
あたし「帰らない。帰っても痛いなら、綺麗なところで苦しむ。」
そうして痛みにに耐えながら撮った写真がこれ。
素晴らしいお天気でした。
エメラルドグリーンの透き通った海。湾と思えない。 |
手前は小さな砂浜。左奥が湾の入り口 |
浜辺のカフェで、予想外に暖かい春の太陽を楽しむ。 |
町の教会とそこへ通じる小径 |
ポルトフィーノより。(腹痛中) |
アレックス「病院行く?」
あたし「こんな山奥の海辺に病院なんてないもん」
アレックス「ちょっと戻ればあるよ」
あたし「ここで耐える」
どうしても、イタリアの病院には行きたくないあたしなのでした。(イタリアの医者不審。)
でも、後悔していない!!!
そのくらい綺麗でした。
ちょっとだけアートのお写真も。それは次回。
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腹痛に耐えながら撮った写真とは
返信削除思えないほど、きれいに撮れてますね!
さすがピッコラさん。エメラルドグリーンの海、
一度で良いから見てみたいなぁ~
すごい!!まるで映画から飛び出したみたいな写真。特に一番上の写真がもの凄くいいですね。腹痛、着いたとたんになんて気の毒でした。抵抗力が弱っているのかも。普通の腹痛ならコーラー飲んだら直りますよ。炭酸と高度な糖分でenergizeします。
返信削除石畳がきれい、エメラルド色の海もきれい、湾も街並もきれい、丘から顔を出す建物の尖塔も素敵。塩からい海と聞いたらよけい好きかも。こんな所に一度は住んでみたいです。
なんて綺麗な海。素敵な景色。うらやましい!俺も行ってみたいです。
返信削除アマルフィ。そのタイトルの映画がありましたね。そのせいで織田裕二の顔がチラつきます。
まさしさん
返信削除>写真
今回の写真は驚くほど綺麗に撮れていたので、あたしもびっくりw
しかしながら、
撮影者や、カメラがいいわけではなく(6年もの!)
撮影場所とお天気がよかったのですね〜!
ここ、隠れ家的な観光地なので、イタリア人でも意外と知らないんですって。そりゃ、腹痛にも耐えるわ・・・www
Rumikoさん
返信削除コーラが腹痛に使えるとは!家の鍵よりよっぽどいいじゃないですか!(笑)
Rumikoさんは近い将来きっと、こういうところに別荘が持てるような有名人になるに違いありません。
その時は、招待してください・・・www
コウスケさん
返信削除>映画アマルフィ
友人がよかった〜!と感激していました。前編イタリアロケなんて凄いw キャストも豪華だし、見逃せないです〜
ここポルトフィーノは
こんなに綺麗なのに遠い・・・ということで、
フロリダのユニバーサルスタジオに、「ポルトフィーノ・ベイ・リゾート」ってのが作られてるそうですよw
どの程度再現できてるのか、気になるなあ。
腹痛、大変でしたね
返信削除食中りだったのかな?
大したこと、なければいいのですが・・・
でも、綺麗です
撮影に行きたいなあ
FREUDEさん
返信削除イタリアに来てから病気らしい病気をしていなかったので、
ちょっとびっくりしました。
インフルエンザだったようですが
熱が出なかったので
逆に長引いてしまったのだそうで。
と、2日前についに(!)病院に行ってわかりました。
(腹痛に負けた)
綺麗でしょう?
元気なら、もっといいお写真が撮れたのにねぇ。