ジェラートめぐりイタリアの旅
この店(店名は最後に明かす)では、収穫期に季節のものを提供する。つまりピーチのジェラートは夏だけ、イチゴは春限定という具合。イチゴの成熟期に応じてイタリア中を(シチリアからトレンティーノまで)追いかけなければ、この店ソバン(トスカーナのヴァレンツァとピエモンテのアレッサンドリアに店舗)のようにはハイ・シーズンを延長することはできない。
サン・ぺ (サイト) |
ショコラ (サイト) |
ホワイトチョコレート、ミルクチョコ、95%フォンダンテ・チョコレート、ジャンドゥーヤ、オレンジ、ラム酒、シナモン、ショウガ、トウガラシ、アマレット[1]、アマレーナ[2]。これらのうち7種類がローテーションで店頭に並ぶ。原料となるチョコレートは、アフリカ各国や南アメリカ産の際立った香りのものをブレンドして使用。
チョコレートのバリエーションのほか、クリーム(ヌテッラとはちみつ入り生クリーム、ごま付き)もいいし、フルーツではマンゴーとレモンのバジル風味もある。
混ざりけのないピュア・クラシックが食べたい?ミラノ中央駅の壁際にたつキオスク、サルトーリはどうだろう。ここは1947年、アンドレアとステッラ・サルトーリによって創業された。今現在も、サルトーリ氏の末裔は、ルッジェーロ・アルビゼッティ、ロザリオ・マリーノ、マルコ・ディ・ディオの3氏とともにこの事業に携わる。
工場はそこからほんの数百メートル、製品は日に何度もキオスクへ運ばれて行く。ジェラートは古き良き縦型マンテカート[3]製造機で作られる。
サルトーリ(サイト) |
◇この記事はCORRIERE DELLA SERA Viaggi "Classici o stravaganti, in viaggio per l'Italia per gustare i migliori gelati" をPiccolaが翻訳したものです。
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