ドン・ボスコの聖堂は、小高い丘の上の街カステルヌォーヴォ・ドン・ボスコにある。かつて、カステルヌォーヴォ・ダスティとよばれたところだ。
今では、そこの大部分を中世風の聖堂が占めるが、いくつもの建築学的に貴重な構造物(アールヌーボー様式など)が今もなお残る。
街の一番大きな広場には、 建築家ストゥアルディの手になる聖ジョバンニ・ボスコの銅像が立ち、街を見下ろしている。
旧市街は、当時のままに保存され、聖地を訪れる人々が聖人ドン・ボスコの生い立ちや、彼が子供たちのために捧げた人生を回顧できるようになっている。
なかでも聖人ドン・ボスコの生家と、宣教師館を含む一帯の建物群が巡礼のメインといえる。その 聖地に認定されている建築物群には、 二つの教会があるほか、ドン・ボスコ博物館、さらに、寄宿舎や仕事場、スポーツ、レクリエーション施設が併設された学校が含まれている。
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